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2013年1月16日 (水)

これからの中国は?

我家は妻が中国人で本国に兄弟家族がいますので、どうしても中国の動向が気になります。
そんな中、昨年末発行された 「中国の終わり」のはじまり を読みました。

アジア情勢を文明史から分析する黄 文雄氏と、北京大学卒業後2007年に帰化、中国や日中関係の問題について講演、執筆活動を行っている石 平氏の共著です。

タイトルを見た瞬間、何!これは!自分自身が12年間、中国との行き来、生活の中で感じてきたところとどうだろうと思い一気読みしました。

第1章 すでに始まっている中国経済の大混乱
第2章 新皇帝・習近平は中国をどう変えるか
第3章 日本人が知らない中国人の正体
第4章 これから中国で何が起こるのか


で中国の現状と今後が語られてます。

鄧小平の改革開放政策でもたらされた経済発展ですが、2007年をピークに下落に転じ、8%の経済成長も7%、6%へ下降すると言われます。
中国経済は外部依存型経済で、外資と人件費の安さからくる加工産業の輸出依存により
発展してきました。ここにきてインフレによる人件費高騰でメリットが無くなり、外国資本の引き上げが行われています。EUを始めとした世界経済の悪化で輸出も激減経済の下降は内需拡大でいけるとよく言われますが、内需拡大でといっても富は一部に集中しているため所得の分配ができず、格差が広がるばかりで望めないといえます。

江沢民がつくりだした権貴階級、特権階級の汚職、富の集中による格差。愛国教育(反日)というガン。胡錦濤は改革を打ち出すもできずしまい。
共産党政権の存在は経済成長と反日で維持されているといえます。この経済成長が怪しくなれば政権は持たなくなります。

問題を多く抱えた中国政権は経済の落ち込みは確実で、社会の混乱を深めていくことになります。経済崩壊、デモや騒動の頻発、国内動乱が強ければ政権は崩壊します。
反日という対外冒険主義と政治改革、権貴階級、特権階級の腐敗を徹底的に改革し、現在の格差問題を解消し民主化を進め、鄧小平意向の数十年間に蓄積した諸悪の根源を解消する、即ち共産党の一党独裁に終止符を打てるかですが、習近平ではできないであろうといわれます。

2年、3年後の国内の混乱を終始するのはいつもの手である「外部の敵をつくる」反日、尖閣問題に頼らざるを得ないでしょう。日本に対しては強く出てくるでしょう(海軍は戦争をしたがっていますが陸軍、空軍は臨んでいないようです)。

インド、ロシアは臨むかもしれません。中国の国力を下げるという点でです。アメリカも東南アジアでの覇権を確立するという意味で裏では望んでいるかもしれません。

習近平は任期10年を待たずに失脚するであろうと両氏は一致してます。そして中国は崩壊のプロセスにあり、国家分裂へ向かうのではと。分割してそれぞれの国が民主化に向かうのが中国のため、世界のためにも幸せになると結んでいます。

現状の中国人の自分だけが正しい、蔓延するゼニゲバ意識(拝金主義)、ゆがんだ領土意識、社会の脆弱性、海外に資金も人も逃げ出している、国を信じない等々はご都合主義の政権、国民性となり世界から忌み嫌われ続けるといえます。

現在では、日本では8割り近くの人が中国、中国人をきらっています。反日運動の暴力と破壊は、中国と直接的な関係の無い、何とか良い関係でいたいと思ってくれてる人の心情
まで壊してしまったのがなんとも悲しいです。日本では「腹を割って話せばわかりあえる」といいますが、中国では「自分が正しい、相手が悪いのだ」の考えしかありません。
ここの考え方が変わらない限り不幸は続くと思います。中国が早く目覚めてほしいです。

妻も息子も戦争になる?と毎日聞いてきます。ならないよと答えますが、ちょっとした事で触発はあるのが現実であり、心配でならないです。

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