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2012年11月11日 (日)

4坪の家

ある仕事で、著名な建築家と一緒に仕事をさせていただいた時の話です。

先生(打ち合わせの時は先生と皆さん一般によばれます)と打ち合わせが終了し、雑談になった時「今、4坪の家をやっているんですよ。だけどお金がなかなかあわないんでね、、、」という話をされました。

4坪の家、場所は都内だそうです。
この話から想像したのは、先生は自分の作品が好きでしょうがない。だけどお金も無いと言う人、極端にいえばホームレスでも設計して上げたくなると以前か語ってましたので難しいけどお引き受けされたのだなと思いました。
事実、一人身で電車を眺めるのが好きで線路わきに本当に小さい土地を買われた方が、先生にお願いし、先生も忙しい中、設計しました。

階段を取ると残りは2m程の奥行きしかない。一人身だから、社会との接触が必要だから、食事は外で食べたらいいので、キッチン無し。風呂も近くの銭湯に行く方がいという事で
バスも無し。最上階の大きなガラス窓から下を走る電車を一日中眺め、寝たい時に寝る、本を読んだりするだけのコンクリートの家(箱)に成りましたが、頼まれた方は大満足。
1階に入ると最上階まで感じられる吹抜空間です。

こんな事も知っていたので、先生が「できまいかもしれない、、、」と入った時、「先生のコンクリートでつくる箱は中から楽しむ彫刻の様な物です。先生が建てて住める彫刻という事でで売りに出したら希望者が何人でも出ますね。高く売れて儲かりますよ!」と半分本気で
冗談ぽくいいましたら、「そうですね!いいね!」と乗り気な感じでした。

こんな話となったのも、都内であれば地下1階、地上3,4階は最低できますし、階段を取っても6帖のスペースが残る。先生は吹き抜けて全体が一つになる空間が好きなので、中に入ると包まれるような光が入る素晴らしい空間になるであろうと勝手に想像し、実現したら自分でも住んでみたいものだと思ったからです。

半年後、お会いした時に伺うと、「やっぱ駄目になった。たのしい物になったのに」と残念そうでした。設計料はそうされたか、、、、戴かなかったのでは、、、

4坪の家、中からみる彫刻の様な空間が出来上がるのを楽しみにしていたのですが、、、、
家は個人の在り様を示しますので、どんな形で有っても家。ホームです

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